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06月10日-01号

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  1. 鳴門市議会 2020-06-01
    06月10日-01号


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    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年  6月定例会(第2回)          令和2年 鳴門市議会会議録 (第7号)鳴門市告示第64号 令和2年鳴門市議会第2回定例会を次のとおり招集する。 令和2年6月1日                           鳴門市長   泉   理 彦 1 期   日  令和2年6月10日 2 場   所  鳴門市議会議場    ──────────────────────────────────           令和2年6月10日(会期21日中第1日目)              議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 決議第 1号 鳴門市議会永年在職議員表彰について第4 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))   議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))   議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第47号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について   議案第48号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   議案第49号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について   議案第50号 鳴門市国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について   議案第51号 民事調停の申立てについて   議案第52号 和解について   報告第 3号 繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)   報告第 4号 事故繰越し繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)   報告第 5号 繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市公共下水道事業特別会計予算)   報告第 6号 繰越計算書について(令和元年度鳴門市水道事業会計予算)   報告第 7号 繰越計算書について(令和元年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算)   市長所信表明及び提案理由説明第5 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))   議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))   議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)   質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────令和2年第2回定例会           地方自治法第121条に基づく説明員一覧表 通知者名     職名          氏名 市長       市長          泉     理  彦  君          副市長         谷     重  幸  君          企業局長        近  藤  伸  幸  君          政策監         小  泉  憲  司  君          事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                      尾  崎  浩  二  君          市民環境部長      廣  瀬     高  君          健康福祉部長      天  満  秀  樹  君          経済建設部長      西  上  昭  二  君          消防長         山  下  浩  史  君          企業局次長       三  居  康  伸  君          企画総務部危機管理局長 宮  田  耕  志  君          市民環境部環境局長   三  栖  信  征  君          健康福祉部福祉事務所長 小  川  潤  二  君          経済建設部経済局長   小  椋     勝  君          企業局次長(ボートレース事業担当)                      鈴  江  幸  次  君          企画総務部参事兼会計課長大  和  俊  之  君          健康福祉部参事兼保険課長工     公  男  君          健康福祉部参事社会福祉課長                      喜  來  浩  子  君          経済建設部参事兼土木課長浜  原  宏  一  君          企画総務部           総務課長       川  邉  伊 都 子  君           人事課長       竹  下  聡  一  君           税務課長       岩  下  彰  秀  君           秘書広報課長     阿  部     聡  君           戦略企画課長     尾  崎  康  弘  君           財政課長       竹  田  仁  伸  君           特定事業推進課長   池  田  賢  次  君           危機管理課長     森  岡  正  則  君           総務課契約検査室長  碇     貴  士  君           秘書広報課情報化推進室長                      清  水  裕  介  君          市民環境部           市民協働推進課長   吉  田     大  君           市民課長       島     章  二  君           スポーツ課長     藤  瀬     蔵  君           文化交流推進課長   梶  原     真  君           環境政策課長     仲  野     聡  君           クリーンセンター管理課長                      六  車  敬  久  君           クリーンセンター廃棄物対策課長                      向  井  直  之  君          健康福祉部           健康増進課長     四  宮  宣  尚  君           長寿介護課長     笠  井  明  子  君           人権推進課長     美  馬     智  君           子どもいきいき課長  黒  濵  政  章  君           子どもいきいき課幼保連携推進室長                      川  上  久 美 子  君          経済建設部           まちづくり課長    辻     宏  人  君           下水道課長      寺  前  省  吾  君           公園緑地課長     滝  川  勝  正  君           商工政策課長     鈴  木  誠  一  君           観光振興課長     前  田  美  香  君           農林水産課長     佐  竹  孝  文  君           農林水産課水産振興室長山  崎     謙  君          消防本部           消防総務課長     増  田  貴  弘  君           予防課長       中  井  英  樹  君           消防署長       樋  口  光  洋  君          企 業 局           水道企画課長     池  脇  康  子  君           水道事業課長     福  井  良  和  君           ボートレース企画課長 東  條  勝  彦  君           ボートレース事業課長 西  條  尚  光  君           水道事業課浄水場長  福  島  真 一 郎  君 教育委員会教育長 教育長         安  田     修  君          教育次長        大  林     清  君          教育委員会事務局参事教育総務課長                      笠  原  広  也  君          教育委員会           学校教育課長     並  木  章  人  君           生涯学習人権課長   三  好  利  典  君           鳴門市学校給食センター所長                      仲  間     勲  君           学校教育課教育支援室長登  立  博  史  君 監査委員     監査委員事務局次長   戸  崎  ゆ  り  君 選挙管理委員会委員長          選挙管理委員会事務局長 大  和  聖  幸  君 農業委員会会長  農業委員会事務局長   佐  竹  孝  文  君    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 決議第1号日程第4 議案第42号から議案第52号まで、報告第3号から報告第7号まで     市長所信表明及び提案理由説明日程第5 議案第42号から議案第46号まで     質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────             出   席   議   員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    近 藤 伸 幸 君   政策監     小 泉 憲 司 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 市民環境部長  廣 瀬   高 君          尾 崎 浩 二 君  健康福祉部長  天 満 秀 樹 君   経済建設部長  西 上 昭 二 君  消防長     山 下 浩 史 君   企業局次長   三 居 康 伸 君  企画総務部   総務課長   川 邉 伊都子 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     米 澤 栄 作    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    係長       来 島 正 典  書記       岡 崎 裕希恵    書記       田 渕 晃 子  書記       吉 成   愛    ──────────────────────────────────     午前10時   開会 ○議長(宅川靖次君) これより、令和2年第2回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を申し上げます。 初めに、第172回瀬戸内海地区議会競艇連絡協議会定期総会が、新型コロナウイルス感染症の予防のため、去る5月12日に書面会議にて開催され、競艇事業の重要施策事項、令和2年度予算及び新役員の選出並びに次期総会開催地等について決定されました。 次に、第96回全国市議会議長会定期総会が、新型コロナウイルス感染症の予防のため、去る5月27日に書面会議にて開催され、部会提出議案会長提出議案、役員改選等について決定されました。 また、6月5日に一般事務報告、平成30年度各会計決算、令和2年度各会計予算及び各委員会報告等を書面にて受けました。 以上が、各種会議の概要であります。 関係資料は、いずれも事務局に保管いたしておりますので、必要に応じてごらんいただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。 次に、市長及び各委員長等から、地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付しております。 次に、監査委員から5月分の定例出納検査の報告並びに令和元年度監査報告書の提出がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は、以上のとおりであります。 これより、本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(宅川靖次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により          5番 秋岡芳郎君          6番 浜 盛幸君を指名いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(宅川靖次君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会は、本日より6月30日までの21日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日より6月30日までの21日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第3 決議第1号 鳴門市議会永年在職議員表彰について ○議長(宅川靖次君) 日程第3、決議第1号鳴門市議会永年在職議員表彰についてを議題といたします。 本案は、鳴門市議会永年在職議員表彰内規に基づき表彰するものであります。 お諮りいたします。 本案は、橋本国勝君、野田粋之君の2名を鳴門市議会永年在職議員表彰内規により表彰することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案のとおり決しました。 ただいまから、表彰状を授与いたします。     〔表彰状授与〕     〔花束贈呈〕     〔拍手〕 ただいま、受賞されました橋本国勝君、野田粋之君の2名から御挨拶の申し出がありますので許可いたします。 まず、橋本国勝君より御挨拶を願います。     〔10番 橋本国勝君登壇〕 ◆10番(橋本国勝君) ただいま、議長からお許しをいただきましたので、一言お礼を申し上げます。 先ほどは、議員の皆様の温かい御理解と御支援によりまして、野田議員とともに議員在職25年ということで鳴門市議会永年在職議員表彰の決議をいただき、まことにありがとうございました。 私は、市会議員として多くの市民の皆様の負託を受けこの場に参りましたのは、平成7年4月であります。それからの25年間は、一言で言えば長いようでありますが、私にとっては非常に短く思います。 平成7年といえば、1月に阪神・淡路大震災が発生し、その事後処理に議員として右も左もわからない中で対応してきましたことを思い出します。 また、北海道の夕張市が財政再建団体に陥り、鳴門市も同じような状態で、行財政改革の必要に迫られ、財政の健全化に取り組みました。当時、質問のために私は最後の締めくくりで、進むも地獄、退くも地獄、その中であえて進んで活路を開こうということで行政改革の必要性を訴えてまいりました。 また、木津のごみ焼却施設が老朽化してごみ非常事態の中で、新しく瀬戸地区での新施設建設に向けて取り組みました。 そのほかにも多くの困難な行政課題の取り組みに、歴代の山本市長、亀井市長、吉田市長と、そして現在の泉市長を初め、これまで多くの先輩職員、あるいは先輩議員、また、同僚議員、そして市民の皆様の御指導、御支援をいただき今日まで議員としての務めを十分ではありませんが頑張ってこられたことに、改めて皆様に感謝とお礼を申し上げます。 さて、行政の課題は、市民の生活様式や時代とともに変わってきます。近年は、特に少子・高齢化対策や人口減少化問題への取り組み、災害に対する危機管理に取り組んでおりましたが、今年は新たな課題として、新型ウイルス感染予防対策という今までに経験したことのない課題に直面しており、市民生活の安全・安心、あるいは市民福祉を脅かしておりますこれらの課題に対して、私も後期高齢者の仲間入りはしましたが、まだまだ元気でありますので、これからも泉市長を初め職員の皆様と同僚議員の皆様の御支援、御協力を得て議員としての責務を果たし、市民の皆様の負託に応えたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○議長(宅川靖次君) 次に、野田粋之君より御挨拶を願います。     〔20番 野田粋之君登壇〕 ◆20番(野田粋之君) それでは、ただいま議長よりお許しをいただきましたので、一言お礼の挨拶を申し上げます。 ただいま、在職25年ということで、市議会の議決をいただき了承をしていただきました。まことにありがとうございます。 私が初めて議員に当選してこの議会に来ましたのは、先ほど橋本議員の挨拶にもございましたように、平成7年、阪神・淡路大震災の年でございます。当時、私48歳でございました。あれから25年がたつわけでございますが、初めて議会に来たときに議会事務局にいたのが、当時30歳前の独身でございました西上部長でございます。今は部長という要職につかれ、貫禄もついてきているようでございますが、彼を見るたびに私も年をとったな、そしてまた当時のことが懐かしく思い出されております。 私が25年もの長い間、議員を続けてこられましたのも、先輩議員さんそして同僚の議員さん、そして市長さん初め職員の皆様方のおかげと深く感謝をいたしております。 そして、何よりも私を支えてくれた嫁さん初め家族、そして私を議会に送り出していただいた大勢の皆さん方のおかげと感謝をいたしているところでございます。 議会も、そして議員のあり方も25年前から見ると随分変わったと思いますが、鳴門市のため、そして鳴門市民のためという基本は変わっていないと考えております。 議会というところは、いろんなことが起こるところでございます。私もこの25年間いろんな経験をさせていただきました。そのときのことが、今、頭の中を駆けめぐっております。 そしてまた、今、新型コロナウイルスという経験したことのないようなことに遭遇をいたしております。このことについては、みんなで協力し、力を出して立ち向かっていかなければならないと考えております。微力ではございますが、私も議員の立場として尽力できればと考えております。 肉体は年齢とともに衰えますが、気持ちは衰えさせないように、健康に注意しながら、これからも頑張ってまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げまして、簡単措辞ではございますがお礼の言葉とさせていただきます。 本日はどうもありがとうございました。(拍手) ○議長(宅川靖次君) 市長より御祝辞の申し出がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 理事者を代表いたしまして、一言お喜びの御挨拶を申し上げます。 ただいま、橋本国勝議員及び野田粋之議員におかれましては、鳴門市議会永年在職議員として表彰をお受けになられました。一口に25年と申しますが、四半世紀の長きにわたり本市発展のために尽くしてこられましたというところでございます。 今日までには、橋本議員及び野田議員にとりましても、決して平穏な日ばかりでなく、さまざまな出来事があったことと存じます。 しかしながら、橋本議員及び野田議員におかれましては、その間、鳴門市の発展と市民の皆様の満足度向上のため、いろいろな面において格別の御尽力を賜りましたことを、この機会に心からお礼を申し上げ、感謝申し上げる次第でございます。 橋本議員及び野田議員が25年の長きにわたり市勢発展のため御尽力してこられたことは、私たち職員のみならず、市民皆様がその功績を認めるところでございます。どうか橋本議員及び野田議員におかれましては、健康に十分御留意されまして、今後とも鳴門市発展のために御指導、御尽力を賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単ではございますがお喜びの御挨拶といたします。 ○議長(宅川靖次君) ありがとうございました。    ────────────────────────────────── △日程第4 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))      議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))      議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第47号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について      議案第48号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について      議案第49号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について      議案第50号 鳴門市国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について      議案第51号 民事調停の申立てについて      議案第52号 和解について      報告第 3号 繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)      報告第 4号 事故繰越し繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)      報告第 5号 繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市公共下水道事業特別会計予算)      報告第 6号 繰越計算書について(令和元年度鳴門市水道事業会計予算)      報告第 7号 繰越計算書について(令和元年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算) ○議長(宅川靖次君) 日程第4、議案第42号から議案第52号までの11議案及び報告第3号から報告第7号までの5件を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 本日、第2回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席を賜り、まことにありがとうございます。 今期定例会におきましては、補正予算案を初め、各種議案を提出いたしておりますが、これらの議案説明に先立ちまして、まずは諸般の報告と現在本市が当面している諸課題についての所信を申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 初めに、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。 新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大を受けて発令された緊急事態宣言は、5月14日に本県を含む39県で解除されました。続いて21日に近畿3府県、25日には全面的に解除されたところであります。 このように、緊急事態宣言の解除に至ることができたのは、医療従事者の皆様、保育や養育の現場に携わる皆様、本市の経済を支えていただいている事業者の皆様、そして感染拡大防止に向けさまざまな取り組み、また、あらゆることに御協力をいただいております全ての市民の皆様のおかげであり、感謝を申し上げます。 さらに、新型コロナウイルス感染症対策に対し、マスク、消毒液及び避難所用の間仕切りを各方面から御寄附や無償貸与いただいております。 また、新型コロナウイルス感染症対策基金に対しましても、市内外の企業2社から計500万円の御寄附をいただきました。この場をおかりして改めて感謝を申し上げるとともに、感染症対策に活用させていただきたいと考えております。 さて、経済活動の再開に向けて、コロナ時代の新たな日常がスタートしております。 しかしながら、全国的には、一部においていまだクラスターが発生しており、災害時の避難所等における感染症対策、第2波への備えなど、長期的な取り組みが必要であります。 これらに備え、本市としましても万全を期すとともに、市民の皆様におかれましても、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生を初めとした基本的な感染対策の継続など、感染拡大を予防する新しい生活様式の定着が図られるよう御協力をお願いいたします。 次に、本市を取り巻く社会経済情勢とその対応についてであります。 最近の社会経済情勢について概観いたしますと、内閣府の5月月例経済報告の基調判断では、景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にあるとのことであります。 また、6月5日に総務省が発表した4月分の家計調査報告では、1世帯当たりの消費支出が物価変動を除いた実質で前年同月比11.1%減となり、比較可能な平成13年1月以降、過去最大の下落率を記録したほか、同日内閣府が発表した4月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が前月比7.3%下落し、リーマン・ショック直後を超える下げ幅となっております。 さらに、6月8日に発表された1月から3月期のGDP2次速報値では、前期比年率換算で2.2%減となり、2・四半期連続のマイナス成長となりました。 景気の先行きにつきましては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくものの、消費が新型コロナウイルス流行前の水準に戻るには、かなりの時間が必要との見方も強く、極めて厳しい状況が続くものと見込まれております。 本市におきましても、さまざまな業種が経済的に大きな打撃を受ける中、夏の風物詩である納涼花火大会や阿波おどり、各種行事が中止を余儀なくされるなど、地域経済への影響は引き続き厳しい状況が続くものと認識しております。 こうした厳しい状況が続く中、市民、事業者の皆様への速やかな支援が必要であると判断し、緊急支援策の第二弾として、5月25日付で補正予算を専決処分したところであります。 緊急支援策の第二弾といたしましては、まず、水道料金の減免を実施いたします。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による御家庭や事業所の経済的な負担を軽減するため、水道料金の6月支払い分を全額免除するものであります。 次に、ふるさと鳴門便(がんばる学生応援プロジェクト)についてであります。新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みとして、帰省を自粛している学生を応援するため、鳴門産のお米を送付し、ふるさと鳴門への郷土愛を深めることを目的として実施いたします。 次に、保育従事者応援給付事業についてであります。新型コロナウイルス感染症の感染リスクを抱えながら業務を実施している保育従事者に対し、1万円分のクオカードを配付する応援給付事業を6月1日に実施いたしました。 続きまして、今回、補正予算案に計上しております第三弾の概要についてであります。 初めに、感染拡大防止に係る施策については、まず、新しい生活様式等周知・啓発事業についてであります。新しい生活様式を取り入れた感染症に強い徳島づくりとして、5月25日に県から「とくしまスマートライフ宣言!」が公表されました。本市といたしましても、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日常生活において取り入れることが求められる新しい生活様式の定着などに向けて、周知・啓発に取り組みます。 さらに、新型コロナウイルス感染症対策を初めとする市政情報を市民の皆様に迅速かつ正確にお伝えするため、市公式ツイッターにおいて4月23日から試験的に、5月7日から本格的に鳴門市メッセージ動画を随時配信しており、6月4日からは、株式会社テレビ鳴門様に御協力いただき、テレビ広報なるとにおいてもこの動画を放送いたしておりますので、市民の皆様もぜひ御視聴くださいますようお願いいたします。 次に、避難所感染症緊急対策事業についてでありますが、避難所における新型コロナウイルス感染症対策として、避難所での3密の回避、衛生管理を徹底するために必要な物資や資機材を整備します。 次に、書籍消毒機等の購入についてであります。図書館における新型コロナウイルス感染症への感染リスクの軽減を図ることを目的に、書籍消毒機及びフェースシールドを購入いたします。 次に、生活・地域活動支援に係る施策についてであります。 まず、新型コロナウイルス対策地域活動推進補助金についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大により、本市においてもさまざまな分野において課題が出てきております。この難局をともに乗り越えていくため、市民グループ、各種団体・企業などが主体となった地域を元気づけるための活動を応援することを目的として、新型コロナウイルス対策地域活動推進補助金を創設いたします。なお、補助額につきましては、1事業当たり上限20万円としております。 次に、公営住宅整備事業についてであります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による離職退去者に対し、原則6カ月、最長1年まで市営住宅の入居を一時的に認める取り組みを実施いたします。令和2年1月1日以前からの市内在住の方を対象としており、入居に際し必要な敷金や保証人が免除されます。また、市営住宅条例に基づき、市営住宅使用料等を収入減少に応じた家賃減免、徴収猶予等を適切に実施してまいります。 次に、国民健康保険事業特別会計における傷病手当金の支給についてであります。国民健康保険の被保険者で新型コロナウイルス感染等により労務に服することができない被用者への所得喪失の補填を目的に、特例的に傷病手当金を支給することといたします。 続いて、地域経済対策に係る施策についてであります。 まず、小規模企業者経営支援給付金についてであります。新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が大きく減少しているものの、国の持続化給付金の支給対象とならない小規模企業者に対して、事業の継続を下支え、再起の糧として事業全般に広く使える市独自の経営支援給付金を支給し、地元企業の支援を図ります。具体的には、売上高が前年同月比30%以上50%未満減少した小規模企業者に対して一律10万円を給付します。 次に、中小企業等事業者向け専門家相談会についてであります。売上高が減少した中小企業等が事業を継続していくため、一時的に従業員を休業させた場合に、雇用調整助成金の活用が可能ですが、申請手続が複雑であり、企業の負担となっています。また、これまでの働き方を見直す必要に迫られているなど、それぞれの中小企業等が持つ懸案事項に対して専門家に相談できる場を設け、地元中小企業等を支援いたします。 次に、観光都市鳴門バスツアー誘致事業についてであります。現在バスツアー助成として、鳴門海峡の渦潮・四国遍路・板東俘虜収容所関係資料は世界遺産登録を目指していると文言を記載したツアーに対し、日帰り・宿泊それぞれ定額の助成金を交付する事業を行っておりますが、このたび宿泊するバス1台に対して5万円を助成する新たな助成制度を設定いたします。旅行ツアー造成までに時間を要することから、このタイミングで新たにツアー助成制度を構築することで、新型コロナウイルス感染症が収束した後の県外客誘客につなげてまいりたいと考えております。さらに、国のGo To キャンペーンや県のGo To キャンペーンタイアップ事業などと連携することで、市内へより多くの観光客の誘客を図り、地域経済の回復を目指してまいります。 次に、宿泊施設等支援事業、「徳島県民限定鳴門でお得に泊まろう!キャンペーン」についてであります。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、地域経済が重大な被害を受けておりますが、緊急事態宣言の解除や県をまたいだ往来の自粛解除など、経済活動の再開に向けた動きも出てきております。そこで、この機を逃さず、徳島県内を対象とした限定宿泊事業マイクロツーリズムを実施し、観光業の経営を支援することといたしました。具体的には、県内在住者を対象に、鳴門市の宿泊施設に宿泊する先着2,000名の方の宿泊費を割り引くというものです。キャンペーン期間は、国のGo To キャンペーンがスタートするまでの間の誘客を図ることを目的に、6月1日から7月31日までの2カ月間としておりましたが、県内在住の皆様に御好評をいただき、4日間で予約が定員に達することとなりました。しかしながら、当初の目的である市内宿泊施設の支援と近場で旅行を楽しんでいただくマイクロツーリズムの促進という両面で成果があったものと考えております。今後もフェーズに応じて継続的に観光施策を行い、誘客を図ってまいります。 次に、インターネット販売支援事業についてであります。新型コロナウイルス感染症の影響により、観光施設等が休業したことに伴い、市の特産品である農水産物の売上高が減少している状況となっていることから、外出自粛時にも対応した新たな販路確保を図ることを目的としたインターネット販売に取り組む農協、漁協に対し、支援を行う事業を実施します。具体的には、農協が新たにインターネット販売を実施するための開設費や販売に係る配送料等を補助するものであり、また、積極的にインターネット販売に取り組む漁協に対し、システム整備に要する経費や配送料等の支援を行うことにより、消費者が水産物を購入しやすい仕組みを整えることにより、市内農水産物の売上向上を図るものであります。 次に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてであります。本交付金については、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るため、緊急経済対策の全ての事項についての対応として、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう交付されるものであります。先月末には、本市の実施計画を県を通して国に提出したところであります。本市の厳しい財政状況の中、貴重な財源としてこの交付金を活用し、的確に事業を実施してまいりたいと考えております。 また、国においては、一般会計歳出総額、約31兆9,000億円の第2次補正予算を5月27日に閣議決定したところであり、今国会の会期中に成立する見通しであります。今後におきましても、こうした国の動向を見据え、迅速に対応を図ることはもちろんのこと、本市独自のきめ細かな支援を的確に行ってまいりたいと考えております。 次に、特別定額給付金についてであります。申請書の発送は5月中旬に完了しておりますが、市民の皆様にできる限り早くお振り込みできるよう総力を挙げて事務を進めさせていただいております。申請状況でありますが、世帯数2万6,273件に対し、6月9日現在2万4,929件の申請があり、申請率は94.9%となっております。そのうち6月9日現在で支給が完了したのは2万3,502件であり、総世帯数に対し89.5%の支給率となっております。申請をされたもののまだお待たせしている世帯がありますが、6月からは1週間に2回程度の支給を実施しております。申請書に不備等がある場合、支給がおくれることとなりますので、申請書の注意書きや記載例をよくお読みの上、申請していただくようお願いいたします。また、申請受け付けは8月12日までとなっておりますので、期間の余裕はありますが、お忘れのないようにしていただき、御不明な点がある場合はお早目に御相談ください。 次に、第九ブランド化推進事業についてであります。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、6月7日に開催を予定しておりました第39回ベートーヴェン「第九」交響曲演奏会を来年の3月14日に延期いたしました。このことから、例年開催しております6月第1日曜日の「なるとの第九」を絶やさないよう、全国の皆様から第九を歌う動画を募集する「第九動画で「なるとの第九」を未来へつなごうキャンペーン」を実施することといたしました。5月18日から27日の期間に募集しましたところ、応募件数は101件、参加人数は108名となりました。御応募いただいた動画につきましては、一本の動画に編集し、6月7日に動画投稿サイトユーチューブで公開したところであります。今後も、この動画などを通じまして、第九が築いてきたきずな、そしてアジア初演のきっかけとなった板東俘虜収容所で松江豊壽所長が体現した平和と友愛の精神を発信していきたいと考えております。 次に、市の鳥コウノトリの近況についてであります。本年3月に大麻町で誕生した3羽のコウノトリの雛と名前がなかった雄の親鳥の愛称について、先月に公募したところ、市内外から187件の御応募をいただきました。選定の結果、雛の雄2羽は渦、海、雌はめい、親鳥はゆうひに決定いたしました。選定の理由といたしましては、本市の自然や鳴門をイメージさせ、親しみやすいこと、また、親鳥の雌があさひであり、すてきなペアとなってほしいとの思いが込められていることなどであります。 また、平成30年3月に本市で生まれた雌の歌が、栃木県小山市の渡良瀬遊水地で産卵し、去る6月8日には順調に雛が誕生したとのお知らせがありました。野外繁殖は、徳島県など西日本の6府県で確認されておりましたが、東日本では初めての事例であるとともに、本市で生まれたコウノトリによる初めての雛の誕生であり、喜ばしい出来事が重なりました。今後もコウノトリが選んだまち鳴門を全国へPRしてくれることを大いに期待しております。 次に、クリーンセンターについてであります。クリーンセンターから排出される一酸化炭素濃度などの測定値を制限する機能が設定されていた問題について、施設の適正な稼働に向けた設備の改善工事が去る2月29日に全て完了し、3月末までに試運転と調整を終えたところであります。 今回の改善工事と試運転状況について、第三者機関による検証では、「改善工事後の施設は市の維持管理計画値である4時間平均30ppm以下を維持できる。ただし、運転方法によっては維持管理計画値を超過することも確認したため、今後も運転管理を慎重に行う必要がある。」との報告を受けました。 このため、今後も引き続き適正な運転管理について、運転維持管理委託業者の監督指導を行い、安定して排ガス濃度が維持管理計画値内となるよう努めてまいります。 また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期しておりました地域説明会につきましては、状況を見ながら実施してまいりたいと考えております。 次に、食品ロス削減への取り組みについてであります。昨年10月に食品ロスの削減の推進に関する法律が施行されたことから、本市においても、御家庭で眠っている食品を持ち寄り、フードバンクを通じてそれらを必要としている福祉施設や福祉団体に寄贈する活動であるフードドライブを実施してまいりました。 今年度においては、6月1日から本庁舎2階の市民協働推進課前にフードポストを設置いたしました。御提供いただいた食品は、市内の社会福祉施設等の団体やNPO法人フードバンクとくしまへお渡しし、必要とされる方にお届けいたします。 フードポストを活用していただくことで、もったいないという気持ちを、誰かを支えるありがとうにつなげてまいりたいと考えておりますので、市民の皆様の積極的な御協力をお願いいたします。 次に、幸せの黄色いマスクポストの設置についてであります。市場にマスクが次第に流通し始める中、未使用のマスクを役立ててほしいとのお申し出をいただくようになりました。そこで、御家庭で使用しない未使用、未開封のマスクを、必要とされる機関・団体などへ配布することを目的とし、幸せの黄色いマスクポストを6月4日から7月31日まで、市役所本庁舎や公民館などに設置いたします。 次に、新庁舎建設事業についてであります。昨年6月より検討を進めてまいりました基本設計業務については、5月末で策定を完了いたしました。新庁舎は延べ床面積1万480平米、地震津波対策を施した地上5階建ての免震構造を採用しており、市民利用頻度の高い窓口や相談・案内機能を低層階に集約して配置するなど、現庁舎が抱える課題の解決につながる計画といたしております。 今年度は、デザインビルドによる実施設計、施工者の選定を公募型プロポーザル方式により実施する予定としており、本定例会には、新庁舎建設工事や市民会館の解体工事費など、本事業に係る関連予算案を計上いたしております。今後も、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業活動への影響などを注視し、必要な対策を講じながら、令和5年秋の新庁舎建設工事の竣工を目指すこととしており、市民の安全・安心を守り、きずなを育む鳴門らしい庁舎の実現に向け、事業の着実な推進を図ってまいります。 次に、公立保育所再編事業についてであります。平成31年4月に策定した公立保育所再編計画に基づき、新たな公立保育所の建設に向けて取り組んでおります。このたび建設予定地を健康福祉交流センター北側に決定したことから、施設の建設に係る基本設計及び当該建設地の地盤調査を実施するための費用を計上いたしております。今後におきましても、施設を利用する児童や職員の安全・安心の確保及び公立保育所が地域の子育て支援拠点として役割を果たすための施設建設に向けて取り組んでまいります。 次に、公立幼稚園のあり方についてであります。 本市では、昨年12月に策定した鳴門市就学前教育・保育のあり方に関する基本方針に基づき、教育環境の充実や教員の働き方改革、保護者ニーズへの適切な対応などを可能とする新しい時代に対応した公立幼稚園のあり方について、教育振興計画審議会で御審議いただいており、前回の定例会にて議員の皆様に中間報告として御説明したところであります。 その後、保護者や地域の方々を対象とする説明会を市内各地で実施し、そこでいただいた御意見等を踏まえた上で、先日行われた第6回教育振興計画審議会における審議を経て、素案として取りまとめられたとのことであります。 この素案の内容について、今期定例会にて議員の皆様に改めて御説明した後、パブリックコメントの手続を予定しており、市といたしましても、本市幼稚園教育の充実を図るため万全を尽くしてまいりたいと考えております。 次に、公立学校情報機器購入事業についてであります。この事業は、ICTの効果的な活用による学びの充実と災害や感染症などの発生による学校の臨時休業等の緊急時においても子供たちの学びが保障できるよう、国の補助制度を活用して市内小・中学校の全児童・生徒を対象に1人1台のタブレット端末を購入するものであります。 これまでは、文部科学省の示すGIGAスクール構想のロードマップに沿って、各自治体が1人1台端末の実現に向けて、令和5年度までに整備する予定としておりましたが、国の令和2年度補正予算の成立により、この端末整備を前倒しして実施することとなりました。このことから、本市においても、今年度、小・中学校全ての児童・生徒分のタブレット端末を整備するものであります。 次に、ボートレース事業についてであります。新型コロナウイルス感染症の影響により、去る2月28日から無観客でのレースを続けてまいりましたが、5月14日の緊急事態宣言の一部解除を受け、関係機関との調整を行い、業界のガイドラインに沿って6月15日に外向発売所エディウィン鳴門、16日からボートレース鳴門本場の営業を再開いたします。なお、業界の方針としまして、入場者等のマスク着用、サーモグラフィーカメラ等による検温、観客席数の制限など、感染拡大防止対策の徹底を図るとともに、GⅡ以上のグレード競走開催は、無観客レース及び外向発売所も閉鎖となっておりますので、お客様には御理解と御協力をお願いいたします。 また、昨年度の収益につきましては、サマータイム及びモーニングレースの開催等により、さらなる収益の向上に努めた結果、概算ではありますが、決算見込みにつきましては約36億円の利益が見込まれる状況となっております。 しかしながら、今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい経済情勢となっていることや、今後の感染の拡大等により先行きが不透明なことから、変化する環境に適宜適切に対応し、収益の確保に努めるとともに、本市のランドマークとして地域に貢献できるボートレース鳴門となるよう、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 最後に、水道事業についてであります。鳴門市・北島町共同浄水場整備事業につきましては、去る4月7日に事業概要や事業者の募集及び選定に関する事項等を定めた実施方針及び要求水準書案を公表いたしました。 現在は、この実施方針等について、事業者から寄せられた質問や学識経験者等で構成する鳴門市・北島町共同浄水場整備事業に係る事業者検討委員会の御意見を踏まえ、7月に予定している公募型プロポーザル方式に係る手続開始の公告に向けた準備作業を行っているところであります。 本市といたしましては、将来にわたって安全で安心な水道水を安定的にお届けできるよう、北島町と緊密に連携を図りながら本事業を着実に進めてまいります。 続きまして、今回提出しております議案及び報告案件について御説明いたします。 まず、議案第42号専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))でありますが、歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症対策基金への寄附金及び同基金からの繰入金を補正するものであります。 また、歳出につきましては、行政視察等の中止に伴い不要となる議会費の減額を行い、同減額分と寄附金を原資に新型コロナウイルス感染症対策基金へ積み立てるほか、緊急支援策の第二弾となる水道料金の減免に伴う一般会計からの繰出金、ふるさと鳴門便(がんばる学生応援プロジェクト)及び保育従事者応援給付事業を計上したものであります。 次に、議案第43号専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))でありますが、新型コロナウイルス感染症対策として実施した水道料金の減免に伴い、収益的収入について給水収益を減額し、一般会計からの補助金を増額したものであります。 また、予算第8条に定めた他会計からの補助金についても、所要の補正を行ったものであります。 以上、議案第42号及び議案第43号の2議案につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い経済的な影響を受けている市民、事業者の皆様に対し、速やかな支援を実施するため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。 次に、議案第44号令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)から議案第46号令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)までの3議案でありますが、これらは令和2年度の一般会計、特別会計及び企業会計の各補正予算につきまして、議会の議決を求めるものであります。 一般会計補正予算の補正額は5億677万4,000円、補正後の予算額は313億3,026万8,000円となっております。 次に、議案第47号鳴門市税賦課徴収条例の一部改正についてでありますが、地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第48号鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでありますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、非常勤消防団員等及び消防作業従事者等の損害補償に係る補償基礎額を変更するなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第49号鳴門市手数料徴収条例の一部改正についてでありますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正により、個人番号通知カードの交付が廃止されたことに伴い、個人番号通知カードの再発行手数料の項目を削除する改正を行うものであります。 次に、議案第50号鳴門市国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険及び後期高齢者医療の被保険者で新型コロナウイルス感染症に感染等があった被用者に対する傷病手当金の支給に関する特例を規定する改正を行うものであります。 次に、議案第51号民事調停の申立てについてでありますが、交通事故による損害賠償額について民事調停を申し立てするため、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第52号和解についてでありますが、相手方が運転する車が市の所有する建物に衝突した案件に係る相手方との和解について、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものであります。 次に、報告第3号繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)でありますが、令和元年度の一般会計予算における繰越明許に係る繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、議会に報告するものであります。 次に、報告第4号事故繰越し繰越計算書について(令和元年度鳴門市一般会計予算)でありますが、令和元年度の一般会計予算における事故繰り越しに係る繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づきまして、議会に報告するものであります。 次に、報告第5号繰越明許費繰越計算書について(令和元年度鳴門市公共下水道事業特別会計予算)でありますが、令和元年度の公共下水道事業特別会計予算における繰越明許に係る繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、議会に報告するものであります。 最後に、報告第6号及び報告第7号繰越計算書について(令和元年度鳴門市水道事業会計予算及び令和元年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算)でありますが、令和元年度の水道事業会計予算及びモーターボート競走事業会計予算に係る繰越額が確定いたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づきまして、議会に報告するものであります。 以上、概略を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の議案書等を御参照願うこととし、また、審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。 十分御審議くださいまして、原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。    ────────────────────────────────── △日程第5 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))      議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))      議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(宅川靖次君) 日程第5、議案第42号から議案第46号までの5議案を一括議題といたします。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 ただいま、議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、所管の予算決算委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明6月11日から6月15日までの5日間は、議事の都合及び市の休日のため、休会にいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、明6月11日から6月15日までの5日間は休会とすることに決しました。 次会は、6月16日午前10時から再開いたします。 本日は、これをもって散会いたします。     午前10時57分 散会...